ようやくアメリカに辿り着きました。本当に「ようやく」という感じです。
気圧変化による歯痛を避けるべく(飛行機の離着陸時には、急激に空気圧が変わるので、患部の中の空気が膨らんだり、縮んだりする。→そのため、患部の神経が刺激され痛みが起こる)、痛み止めのロキソニンを通常量の倍飲んで飛行機に搭乗しました。結果として、激痛に襲われることもなく、無事アメリカに到着。
けれども着陸時には、激痛とはいわないまでも、患部に重苦しい違和感が漂いました。空気は下に行くほど重くなるそうなので、今思えば道理にかなっています。が、そんな理屈にうなづいている余裕など毛ほどもなかった私は、違和感をおぼえた瞬間、慌ててポケットからもう1錠、ロキソニンを取り出し、飲み込みました。
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