ここに歯根膜炎について、私がにわか勉強したことを記します。
* 歯根膜炎とはーー
そもそも歯根膜は、歯と骨(歯槽骨)の間にある線維性の組織。そして、この歯根膜に炎症が起きた状態が歯根膜炎です。
* 症状
激痛、歯が浮いた感じ、人によっては発熱。ひと口に激痛といっても、私の場合は「悶絶するような激痛」でした。生涯で一度も経験したことのない種類の痛み。歯、それも、口中の歯のすべてと言ってもいいほど、「いろいろな歯+下顎」が、疼くなんてもんじゃなく、「歯の中に、何か生き物が棲んでおり、暴れ回っているのではないか?」と思うほど、痛かったです。「Yahoo! JAPANヘルスケア」の歯根膜炎欄には、「食物を噛んだり、歯をこつこつたたくと痛みがひどく、咀嚼が不自由……」と、書かれていますが、「咀嚼=食べ物を噛む」なんてとんでもない! ましてや、「歯をこつこつたたく」? そんな蛮行、歯根膜炎の患者は思いつくことさえできないでしょう。とにかく、そのくらい痛いのよ。西田佐知子じゃないけれど、「♪涙がかわく〜」ほど痛いのよ。
* 原因
さまざまな原因が考えられますが、ネットで検索したところ、歯根膜炎に困っている人の多くが、
1) 医師から、真の原因を発見されないまま
2) 的を得ない治療を続け
3) その結果、症状がますます悪化する
というドロ沼に陥っているようです。
「8カ月も治療をしているのに痛いまま」な人、「大学病院を何軒もはしご」している人、「脈拍を感じるような疼き」が、まさに、投稿中のその瞬間に、「歯が浮いたような激しい痛み」に変わり、「舌で触っても痛く」なってしまった人……。
私、みなさんの文章を読んで、思わず目頭が熱くなりました。まさしく「歯根膜炎の長いトンネル」です。私は、およそ2カ月で、なんとかトンネルから抜け出すことができました。朝の来ない夜はありません。きっとみなさんも、いつか、痛み止めを飲まない日を迎えることができます。今は、とにかくその日を信じてください。
【歯根膜炎に関する参考サイト】
→歯チャンネル88「歯根膜炎と思われる症状だったのに抜髄、しかもまだ疼きます」
(歯根膜炎について図解しています。ただし、私が通院した歯科医ではありません。)