ようやくアメリカに辿り着きました。本当に「ようやく」という感じです。
気圧変化による歯痛を避けるべく(飛行機の離着陸時には、急激に空気圧が変わるので、患部の中の空気が膨らんだり、縮んだりする。→そのため、患部の神経が刺激され痛みが起こる)、痛み止めのロキソニンを通常量の倍飲んで飛行機に搭乗しました。結果として、激痛に襲われることもなく、無事アメリカに到着。
けれども着陸時には、激痛とはいわないまでも、患部に重苦しい違和感が漂いました。空気は下に行くほど重くなるそうなので、今思えば道理にかなっています。が、そんな理屈にうなづいている余裕など毛ほどもなかった私は、違和感をおぼえた瞬間、慌ててポケットからもう1錠、ロキソニンを取り出し、飲み込みました。
歯科医からは、何週間も搭乗を止められており、日本では焦燥の日々でしたが、やはりお医者さんの言いつけを守ってよかった。今、歯根膜炎に泣いておられる方も、どうぞあせらないで、しっかり快方に向かってから飛行機に乗ってくださいね。
アメリカに戻ってからというもの、私は寝てばかりいます。時差ボケ、痛み止めの副作用、炎症による微熱(37度ちょい)などが原因でしょう。7週間もろくに仕事をしていないので、あせるにはあせりますが、その気持ちをグッと抑えて、私は大いに眠り続けようと思います。どんな病気も予後が大事。逆戻りをしたのでは元も子もありません。みなさんも、ゆっくりゆっくり。
【歯根膜炎に関する参考サイト】
→歯チャンネル88「歯根膜炎と思われる症状だったのに抜髄、しかもまだ疼きます」
→歯根膜炎《河田歯科医院》(歯根膜炎について図解しています。ただし、私が通院した歯科医ではありません。)
【その他の参考サイト】